@article{oai:bunka.repo.nii.ac.jp:00000321, author = {楊, 国林}, journal = {研究紀要}, month = {Jan}, note = {神経細胞の情報伝達機構は, かなり古くから不連続的な電気興奮の伝導であることが知られていた。神経細胞が行なっている情報処理の機犠を, 最近の神経細胞に関する多くの新しい知見にもとづいて, いろいろな角度から解析することは, 脳の動きを解明する上で非常に重要なことである。筆者はこれまでの研究の中で, 神経細胞の不連続的な電気信号が, 次々と伝達して行く過程を, 個々の電気信号の相隣合う間隔(インパルスインタバル)の従属性に着眼し,いくつかの新しい手法を提案しながら解析を行なった。その結果, 神経細胞の機能が単に閾値論理のみではなく, 同時に変調機能も有していることが明らかになった。したがって, 神経細胞の機能を理解する上で, 本来の閾値論理としての処理機能と, インパルスインタバルについての変調機能が非常に重要であることが示唆された。そこで本報告では, 工学的な立場からこの変調機能に着目して, 神経細胞を通信系に見立てた。そこから, 脳の行なっている情報の伝達方式を, パルス変調という観点から展開し, 検討を行なったものである。}, pages = {205--211}, title = {パルス変調としてのニューロンモデルに関する検討}, volume = {22}, year = {1991} }