@article{oai:bunka.repo.nii.ac.jp:00000315, author = {矢中, 睦美 and 成瀬, 信子}, journal = {研究紀要}, month = {Jan}, note = {織物の強伸度試験は, 一般にJIS法が用いられるが, これには長方形試料のStrip法と試料の一部分を把持して行うGrab法がある。今回は後者のStrip法によって, JIS条件を入れた試幅3段階, 試長4段階, 引張り速度3段階を変え, 各々これらの測定条件を組み合せた時の引張り強伸度試験を行った。試験布は平織物とし, 綿100%のシーチング, 毛100%のパンピース, キュプラ100%の裏地の3種類を用いた。引張り荷重とそれに対する伸長率が各々の条件によってどのように変化するかを,JIS法による試幅5 cm, 試長20 cm, 引張り速度200 mm/minの結果を基準とした変化量によって示し, その原因について検討を試みた。 その結果, シーチングにおいては試騒が狭くなると単位幅に対する一定引張り荷重について, よこ糸への力の分散が小さい為, 伸長率は大きくなる。また, 試長が短くなると伸長率は大きくなるが, 試長5 cmと10 cmの差は試長10 cmと15 cm, 15 cmと20cmの差よりかなり大きくなる。引張り速度が早くなると全体に伸長率は増し, 速度が遅くなると伸長率は低下する。 更に引張り速度が遅い方が試験布3種の引張り特性の違いが明らかに示された。}, pages = {73--78}, title = {測定条件の違いによる織物の強伸度特性}, volume = {22}, year = {1991} }