@article{oai:bunka.repo.nii.ac.jp:00000309, author = {矢中, 睦美 and 成瀬, 信子}, journal = {研究紀要}, month = {Jan}, note = {布地の透湿伎の測定として着用時に近い測定法として、新たにJIS 法の水温を体温に近づけるように変化させた装置を提案し、透湿評価を行なった。この測定装置は着用時の重ね着に対応させて、無風時の密閉された容器内での測定である。試験布は綿ブロード60番、綿ローン、綿ジャーシ、両面パイルの4種で、際布と精練処理布を用いた。測定はカップ内水温をサーモスタットの目盛り指示に従い、 25、30、35、40℃の4段階に変化させた待の密閉器内の一定時間内の水蒸気密度の変化として、その布地の透湿評価をした。結果として、無風時の密閉された容器中でのカップ法による布を透しての水蒸気蒸数は、試験布の熱移動と大きく関連して、温度上昇が大きい布程透湿性が大きく、布地の蒸発表面積より、温度による拡散の影響が大であることがわかった。 従って綿ブロードのように比較的密な織物と両面パイルのように厚く保湿性の大きい織物では、温度上昇の大きい綿ブロードの方が気孔の大きいパイル織物より透湿性が大きいことが示された。}, pages = {161--168}, title = {測定条件による布地の透湿性}, volume = {21}, year = {1990} }