@article{oai:bunka.repo.nii.ac.jp:00002137, author = {池端, みゆき}, journal = {文化服装学院研究集}, month = {Mar}, note = {世界的なファッションブランドで毛皮(リアルファー)の使用を避ける動きが本格化し、使用を中止(ファーフリー)するメゾンが増えてきた。また、2020年のコロナウィルスパンデミックによりオランダやスペイン、デンマークでは、コロナウィルスに感染したミンクの殺処分を行い、以降段階的に廃業を決め、間もなく毛皮産業は終焉を迎えようとしている。  高級感を表現する素材である毛皮は、ファッション製品に多く用いられた時代もあり、当校では教材として、コートやベスト、スペアカラー、カフスなどの部分使い、ボア等の小物製作を指導してきたが、昨今のアニマルウェルフェア(動物福祉)の意識から毛皮製作を拒む学生が増加傾向にあり、細目として授業を実施していくことが難しくなってきた。また、毛皮ミシン(カップシーマーミシン)の製造が終わり、現存するミシンが修理不能になると縫製もままならなくなり、製作ができなくなる日を迎えることになる。産業の衰退に伴い、毛皮製品の縫合知識や技術が失われてしまわないよう、持続可能な方法を見出すことを目的とし、次年度以降は、毛皮縫製を敬遠する学生にも受け入れてもらえるような授業提案を目標とする。}, pages = {51--56}, title = {特殊素材の縫製と指導方法 : 毛皮を縫合するミシンの検証}, volume = {12}, year = {2022} }