@article{oai:bunka.repo.nii.ac.jp:00002049, author = {佐藤, 綾}, journal = {文化学園大学・文化学園大学短期大学部紀要}, month = {Mar}, note = {サーキュラースカートの裾上げは、裾線がカーブ形状となるため縫い代を折り上げミシンステッチで始末する場合、裾部分にねじれが生じるという問題点がある。本研究では、サーキュラースカートの裾上げをミシンステッチによる二つ折り縫いで始末する方法で生じるねじれの要因と、縫製経験の少ない学生がねじれを軽減させて縫製できる方法について検討した。試験布には学生が卒業製作で使用することの多いサテンを用い、二つ折り縫いの裾上げでねじれが顕著に見られた右バイアス方向の試験布を用いて、ねじれの要因と考えられるミシン糸、押さえ、押さえ圧について条件の異なる4 種の試料を作成し、縫製経験のある教員を対象に順位法による官能検査を行った。ねじれが少ないと高い評価が得られたのは、パッカリングの軽減が期待できるポリエステルミシン糸90番、テフロン押さえ、押さえ圧を弱に設定した試料であった。学生12名が各自の縫製方法と今回の実験で高い評価が得られた縫製方法で縫製した試料を比較した結果、後者の縫製方法は全員の試料でねじれの軽減が確認でき、75%の学生に縫いやすかったという評価が得られたことから、学生指導に有効な縫製方法の一つであることが確認できた。, 研究論文, Research Paper}, pages = {1--11}, title = {サーキュラースカートの裾上げで生じるねじれの要因 : ミシンステッチによる二つ折り縫いの始末}, volume = {52}, year = {2021} }