@article{oai:bunka.repo.nii.ac.jp:00002041, author = {小川, 祐一}, journal = {文化学園大学・文化学園大学短期大学部紀要}, month = {Mar}, note = {観光立国政策により訪日外国人が増加し、日本の観光産業は大きく発展してきた。一方で、現場では求人難や高い離職率などにより人材不足が深刻化している。現在、観光産業の中核をなす飲食・宿泊業では「ホスピタリティが感じられる接客」を目指す経営が主流であるが、従業員にホスピタリティの発揮を求めることが差別化の唯一の方法であろうか。  訪日外国人289人にアンケート調査を行った結果、マスを対象にリーズナブルな価格を提供する企業が、訪日外国人の取り込みに活路を見出そうとする場合、ホスピタリティを従業員に求めなくても日本人が当たり前と考えるサービスを、マナー教育とサービス訓練、ならびにマニュアルの作成と順守等を徹底することで高いレベルに維持できれば、OMOTENASHIとして評価される可能性が高いことがわかった。一方で、訪日外国人が評価するOMOTENASHIを私たちが考えるおもてなしと同一視することは危険であり、異なる文化を持つ客に接する以上、“気配り”はできても“察し”には限界があるため、察したことを訊いてから行うといったことをマニュアル取り入れ、従業員と客のコミュニケーションの機会を増やすなど工夫が必要であることも判明した。, 研究論文, Research Paper}, pages = {24--36}, title = {訪日外国人への接客と経営方針・人材育成に関する考察}, volume = {52}, year = {2021} }