@article{oai:bunka.repo.nii.ac.jp:00002021, author = {佐藤, 真理子}, journal = {文化学園大学・文化学園大学短期大学部紀要}, month = {Mar}, note = {飲酒時の衣服に着目し,衣服とお酒に関するアンケート調査と被験者実験を行った.アルコール摂取時の体幹部への締め付けが,ヒトの生理・心理反応にいかなる影響を及ぼすかを明らかにするため,健康な若年女性 7 名を被験者に,血中アルコール濃度Cp0.6(ほろ酔い初期)程度のアルコール摂取時,体幹部に加圧ベルトを装着し,被験者が“きつい”と感じる程度に締めた際の,重心動揺,呼気アルコール濃度,官能評価,開眼片脚起立時間,動作テストの測定を行った.その結果,呼気アルコール濃度においては,締め付け無より締め付け有で有意に値が低く,重心動揺では,締め付け有で中心変位(左右方向)の値が有意に小さかった.体幹部圧迫による身体の 安定化効果がアルコールによる平衡機能低下を上回ったと考えられる.官能評価と他測定項目との関係については,締め付け無時の重心動揺(中心変位左右・前後方向,総軌跡長)と官能評価間で,有意な相関関係が示された.締め付け有時に相関は得られなかった.締め付け無で酔いの感覚と身体の動揺は比例するが,締め付け有でその関係性は認められず,体幹部圧迫がアルコール摂取による生理・心理反応発現を上回る身体負担である可能性が示された, 研究ノート, Research Note}, pages = {59--63}, title = {アルコール摂取時の衣服圧がヒトの生理・心理反応に及ぼす影響}, volume = {52}, year = {2021} }