@article{oai:bunka.repo.nii.ac.jp:02000009, author = {吉田, 昭子}, journal = {文化学園大学紀要, JOURNAL OF BUNKA GAKUEN UNIVERSITY}, month = {Mar}, note = {新型コロナウイルス感染症の拡大で学校生活や社会生活は大きな影響を受けた。子どもや成人について行われてきた読書に関連した調査に関して、新型コロナウイルス感染拡大前後の読書率や本を読まない不読率の推移を調査した。各調査によって不読率の値は異なるが、大きな変化は見られなかった。現在大学に在学している大学生の小中高時代の不読率の変化に注目して追ってみると、高校生における不読の状態が大学生になっても継続している。学生は、時と場だけを設定して、読む本は自由といった朝の読書や読書タイムを体験して、大学に入学してくるが、学生一人ひとりには個人差がある。そこで、読書の時と場所を設定して体験を重ねるだけではなく、それぞれにとって、より価値ある体験となるような仕組みや支援について考え、図鑑や絵本、写真集を活用した読書活動を展開することを試みた。その結果、これまで図鑑や絵本を手に取ったことのない学生も、普段から興味や関心を持っていた学生も、個人差はあるものの、一人ひとりが主体的に分析し、自分にとって「価値ある体験」として、それを活かして高めていることが明らかになった。, 研究ノート, Research Note}, pages = {49--54}, title = {大学生と読書 : 読書環境の変化4}, volume = {55}, year = {2024} }