@techreport{oai:bunka.repo.nii.ac.jp:00001866, author = {髙見澤, ふみ and 足立, 美智子 and 伊藤, 由美子}, month = {Jan}, note = {現代の衣服環境では、健常者は市場にあふれる商品の中からTPOに合わせて好みの服を自由に選択することができる。しかし障がい者(人に対して「害」という漢字は適切でないと考え「がい」を使用する)は身体の形状変化や着脱の問題により、健常者と同様に自由に服を選択することは難しい。それは、現状の服作りが健常者を基準として作られているためである。障がい者向けの着やすい服と謳っている物の中には、当事者の意向を聞かずに機能面に重点を置きすぎて作り手の押し付けになっている物や、ユニバーサルファッションのように、誰でも着られる服(健常者・障がい者の共用品)は誰も着たいと思わない服になることもある。また福祉用品として世に出ている物は価格が高く、着たいという意欲が持てないデザイン性の少ない服が多いのが現状である。障がい者の中には自分に合わせた一点物のオーダーや目的に合わせたリフォームをする人もいるが、それだけではなく障がい者も市場の商品をそのまま着られることが理想であると思われる。障がい者・健常者の分け隔てなく、共に衣生活を楽しむ社会を作ることが大きな目標であり、それが障がい者の社会参加を促すことにつながると考える。 そこで本研究では、障がい者も機能優先だけではなく、服を楽しみたいという気持ちが大きいことをもっと社会全体が知るべきであると考え、障がい者個々の現状を把握するとともに、障がい者の衣服に対する意識や障害による体型特徴をより明確にして、衣服設計に役立てることを目的とする。, 平成26年度私立学校研究助成事業事業報告書}, title = {身体障がい者衣料の研究 : 誰もが平等に生活を楽しむための衣服環境の構築}, year = {2015} }