@article{oai:bunka.repo.nii.ac.jp:00001856, author = {玉田, 恵美子 and 高見澤, ふみ}, journal = {文化服装学院研究集}, month = {Mar}, note = {体型研究グループでは、作図理論の確立を目的として人体の寸法や形態の計測法を研究し、衣服パターン設計に活用する方法の研究を継続的に行っている。衣服設計には人体計測データが必要不可欠であるが、人体の寸法や形状は人種・環境・年齢等によって変化する。そこで、多くの人体計測データの取得を継続して行うことで、データの蓄積と体型分類の考察につなげることが可能となる。さらに形状データの必要性から、3 次元形状計測機を駆使した計測法の研究も行うものである。 本学院の服装教育は日本人の青年女性体型を主体としている。しかし18歳人口は年々減少しており、2017年には団塊世代が70歳となり、現在の日本は言うまでもなく超高齢社会に直面している。青年の体型把握のみならず、年齢を重ねることにより生じる体型の変化を把握することが望ましいと考える。そのために必要な計測データや視覚教材に関してみると、50歳代女性用ヌードボディとシニア女性用ヌードボディがそれぞれ2009年、2016年に文化・服装形態機能研究所で開発され、計測データの蓄積や体型把握も行われている。これを基に衣服パターンの展開を考えること、そして大きなマーケットとなるシニア女性の体型を計測値や形状データとして確認し、青年女性、中年女性との違いを明確にして服装教育に活用することが必要であると思われる。一方で2020年の東京オリンピック・パラリンピックを目前とした現在、教育現場でも健常者だけでなく障がい者衣料にも着目し教育の一環として取り入れてきた。 これらの理由から、青年女性以外の年代や体型に関しても研究を継続しており、1 .静態計測チーム、2 .障がい者衣料研究チーム、3 .高齢者衣料研究チームの3 チームに体型研究グループを細分化し、外部企業との共同研究と合わせて研究開発を行っている。}, pages = {23--30}, title = {シニア女性用ヌードボディの衣服原型開発の研究}, volume = {11}, year = {2019} }