@article{oai:bunka.repo.nii.ac.jp:00001846, author = {渡井, 邦重 and 髙見澤, ふみ}, journal = {文化服装学院研究集}, month = {Mar}, note = {体型研究グループでは、作図理論の確立を目的として、人体の寸法や形態の計測法を研究し衣服パターン設計に活用する方法の研究を継続的に行っている。衣服設計には人体計測データが必要不可欠であるが、人体の寸法や形状は人種・環境・年令等によって変化する。そこで、多くの人体計測データの取得を継続して行うことで、データの蓄積と体型分類の考察につなげることが可能となる。さらに形状データの必要性から、3次元形状計測機を駆使した計測法の研究も行うものである。 本学院の服装教育は日本人の青年女性体型を主体とするものであり、対象となる日本人青年女性の計測を継続して行ってきた。しかし近年は海外とりわけ中華人民共和国(以下、中国とする)からの留学生が増加している。服装教育においては、中国人の体型把握がなされないまま、日本人と同様の衣服原型やパターンを使用しているのが現状である。日本人との体型の相違に関しては補正にて対応しているが、計測による数値や形状データとして確認し、服装教育に活用することが必要であると思われる。 これらの理由から、中国人青年女性の人体形状に関しても人体計測データの採取を行い、日本人青年女性との人体形状の差異も含めた体型特徴の研究を開始している。 近年取り組んできた青年女性以外の年代や体型に関しても研究を継続しており、①静態計測チーム、②障がい者衣料研究チーム、③高齢者衣料研究チームの3チームに体型研究グループを細分化し、外部企業との共同研究と合わせて研究開発を行っている。}, pages = {27--36}, title = {3次元計測機を活用した静態計測法と中国人青年女性の体型に関する研究}, volume = {10}, year = {2017} }