@article{oai:bunka.repo.nii.ac.jp:00001845, author = {野中, 慶子 and 大村, 京子 and 朴澤, 明子 and 澤住, 倫子 and 成田, 邦子 and 齋田, 信子 and 太田, るみ子 and 喜屋武, 敏明 and 森本, 慧}, journal = {文化服装学院研究集}, month = {Mar}, note = {繊維ファッション産業に携わる企業にとって、様々な情報を収集分析することは物事を判断し、行動するための指針識であると同時に、新しいファッションを開発・提案するための発想源にもつながる重要な業務といえる。これら情報は、2種類に大別することができる。一つは人々に関する情報。これは政治、経済、文化、芸能、スポーツ、レジャーなど社会環境と、消費者の生活や意識の変化、消費者ニーズ、潜在欲求の変化など市場環境、そして競合他社など業界動向に関するビジネス環境などの人々を取り巻く消費者や顧客動向などの情報。もう一つはファッションそのものに関する情報。これは色、素材、柄、デザイン、シルエット、テクニック、コーディネーション、デザインソースの源など、つまり新商品の開発そのものに関わってくる情報である。特に後者のファッションそのものに関する情報は実売シーズン(店頭販売時期)より2年前にインターカラー(国際流行色委員会)より世界的な色情報が提案され、順にピッティ・イマージネ・フィラティ、プルミエール・ヴィジョンやミラノウニカ、JFW、ジャパン・クリエーションなどの糸やテキスタイル企業の見本市が開催され、ニューヨーク、ロンドン、ミラノ、パリコレクションといったデザイナーズコレクションやアパレル企業の展示会での製品発表に移行していく。このようにファッョン情報の流れはおおむね表1のようになっている。 当研究グループは、人々を取り巻く環境情報とファッションそのものに関する情報、どちらも重要な情報だということを理解し、授業で生かすことを目的として発足したグループである。毎年、人々に関する環境情報の収集分析とファッショントレンドの収集分析を行っている。具体的には、年2回(春夏・秋冬)コレクションを中心とした製品傾向の分析、および社会市場環境分析から1年先のファッショントレンド予測を行い、それらをデータ作成やビジュアルマップなどにまとめている。コレクション分析はファッション要素を細かく分類し(色、素材、柄、シルエット、ディテール、テクニック、アクセサリー、ヘア&メイク、ファッションイメージなど)、分析を行っている。また、そのシーズンを代表するコレクションブランドの作品を選び出し再現することにより、服装造形技術の視点からデザインソースの分析、パターンおよび技術の解析を行っている。これら分析の結果は発表を行い、授業へ活用し、データを蓄積している。}, pages = {1--25}, title = {2014年から2016年ファッショントレンドの変化に伴う服装造形の研究}, volume = {10}, year = {2017} }