@article{oai:bunka.repo.nii.ac.jp:00001824, author = {砂生, 政信}, journal = {文化服装学院研究集}, month = {Mar}, note = {ファッション産業の変遷をたどることにより、産業構造の変化に気づかされる。戦後復興の一翼を担った繊維産業の発展からファッションビジネスが勃興したといえる。1960年代、1970年代における消費者の消費意識の変化や個性化により、ファッションビジネスの成長期を迎えることになる。その後の1980年代には、消費の個性化も高級志向へと進み、成熟期に入りはじめる。1990年代のバブル崩壊以降がファッションビジネスにとって、新たな局面を生み出し、消費者志向の二極化といえる、ラグジュアリーブランド志向とファストファッションブランド志向をたどることになる。バブル経済という架空の好景気ではあったものの、豊かさや高級感を経験した消費者から、新たなものへの価値観が生まれ、消費者の共感や満足感を意識するライフスタイル志向へと変わることになり、この時期がアパレルメーカー、さらにはアパレル企業の SPA化への転換につながっていると言える。それがアパレルメーカーにとっての「アパレル型SPA」であり、小売企業にとっての「小売り型SPA」ということになる。現在のアパレル産業の原型がかたちづくられたと言っていい。そして今、SPAが新たな転換期を迎えている。そこで、株式会社ワールドの事例をもとにして、SPA業態の転換とその目的、それに関連した服飾専門学校の展望について考察する。}, pages = {117--120}, title = {アパレルメーカーの卸事業からSPA事業への転換に関する一考察}, volume = {8}, year = {2013} }