@article{oai:bunka.repo.nii.ac.jp:00001815, author = {朝日, 真}, journal = {文化服装学院研究集}, month = {Mar}, note = {テーラード・カラー(tailored collar)は、「仕立屋であるテーラーが仕立てた襟」といった意味である。そこにはテーラーが仕立てた権威のあるきちんとした襟という意味が含まれている。それは上襟であるカラー(collar) と下襟のラペル(lapeI)から構成され、その総称をテーラード・カラーと呼んでいる。しかしその外見から、カラーは本来立てて着ていたものであろうし、ラペルの第一ボタン(フラワー・ホール)は留めて着ていたものであることは容易に想像できる。それが時代とともにカラーを折り返し、ラペルはきちんとプレスし形を整えるようになった。男性服の襟は時代の中でどのような役割をもち、どのような変遷を経て、現在のようなテーラード・カラーの形状になり定着したのか、長年気になっていた点である。そして男子服において、いつ頃から襟を折り返す(ターン・ダウン)ようになったのであろうか。現在では、できるだけ多くの図版をもって検証していく方法が適切であり、それをもって考察していきたい。}, pages = {153--159}, title = {「男子服における襟の変遷と考察・折り返し襟の起源からテーラード・カラーの形成」}, volume = {7}, year = {2010} }