@article{oai:bunka.repo.nii.ac.jp:00001808, author = {菅野, めぐみ}, journal = {文化服装学院研究集}, month = {Mar}, note = {タイトなシルエットのスカート・パンツ・ジャケットや薄手のブラウス等、着用中の動作によって縫い目に力がかかった際に、たて糸・よこ糸が引っ張られた方向に動いて滑脱を起こす事がある。滑脱とは糸が組織点からずれて偏り、地にすき間があく現象の事を指す(写真1)。  滑脱が起こりやすい要因のひとつとして衣服のデザインや縫製等が考えられるが、ここでは布地の構成にポイントをしぼった。滑脱は一般的に、糸が動きやすい構成で成り立っている織物に起こりやすいと考えられてきた。例えば、①密度の粗い織物(オーガンシー、ガーゼ等)・②たてよこの糸密度に差のある識物(ファイユ、ブロードクロス等)・③たて糸よこ糸の接点が少ない朱子織物(サテン)・④たて糸よこ糸の太さが異なる織物(グログラン、オットマン等)・⑤フィラメント織物等が挙げられる。しかし、滑脱についての確かな文献や論文はなく、どのような条件が揃うと滑脱が起きるのかについては解明されていない。そこで、①~⑤のような素材試料を集め、どのような布地が滑脱を起こすのか調べる事にした。}, pages = {79--86}, title = {素材と縫製との関係布地の滑脱について}, volume = {7}, year = {2010} }