@article{oai:bunka.repo.nii.ac.jp:00001805, author = {体型研究グループ}, journal = {文化服装学院研究集}, month = {Mar}, note = {体型研究グループでは、作図理論の確立を目的として、人体の形態や連動の計測法を研究し衣服パターン設計に活用する方法の研究を継続的に行っている。衣服設計に必要な人体計測データを3次元形状計測機をはじめ、各種計測機器を駆使して計測し、また作図法ではミューラー理論に基づく小野式人体バランスを研究してきた。2007~2008年度はそれらを多岐にわたり細分化して研究するために、A ミューラーチーム・B パンツチーム・C シルエッターチームの3グループに分かれ、それぞれ研究活動を行った(2007年度までの研究結果は研究集VOL..6に揚載)。2009年度からは衣服設計上重要な人体の動き(体表の運動量)の研究を加えるために、研究グループを再構成し、D 石膏計測による動態計測・E 3次元計測器による動態計測法・B 静態計測と衣服パターン(パンツチーム継続)とした。  今年度は、人体の動きのうち衣服製作における衿と関係の深い頸部の運動をとり上げ、石膏計測法で頸の運動にともなう体表の変化を求めようとするものである。一方で、現在3次元の動態計測にはモーションキャプチャが使われているが、衣服パターンに必要な体表の動きは計測できない。そこで新たに3Dスキャナーを駆使して、体表の変化量を計測する方法を研究するのが、E 「3次元計測機による動態計測法」である。これは計測機を導入し試験的な実験をスタートさせたので、成果は次回の研究集に記載する。  さらに2009年度から発足した『生産技術研究グループ』と共同で、東レソフトによる3次元データとの試着実験の研究をはじめた。これまで人体の3次元計測データをボディ開発や体型研究に活用していたが、形状情報としてパターンと結びつけることがほとんどなされていなかった。そこで、これまで蓄積した3次元静態計測法と形状データの活用ノウハウを生かして、形状データとCADデータによる仮想空間上の着用実験を試みるものである。そのために体型研究グループの一部メンバーは生産技術研究グループに所属して、活動を行った。  以下、本研究集では2008年度のA ミューラーチーム・B パンツチーム・C シルエッターチーム報告と2009年度のD 石膏計測による動態計測・B 静態計測と衣服パターン(パンツ)の活動報告を記載し、東レソフトによる3次元データとの試着実験の研究は後述の生産技術研究グループで記載する。}, pages = {31--60}, title = {人体計測法(静態・動態)と衣服パターンの研究}, volume = {7}, year = {2010} }