@article{oai:bunka.repo.nii.ac.jp:00000160, author = {米山, 雄二}, issue = {2}, journal = {日本衣服学会誌}, month = {Mar}, note = {2011年3月に発生した東北地方太平洋沖地震と津波に伴う原子力発電所の事故により, 私たちは停電・断水, そして電力不足による春夏の節電対策などを経験し, 生活における資源・エネルギー, そして環境保全の大切さを大いに実感することになった。原子力発電所に対する厳しい見方があるなか, 国内電力の29.2% (2009年時点) を担う原子力発電の稼働が思うように進まない状況ではエネルギー不足または火力発電への依存による発電コストの上昇の問題は当分の間続くと予想されている。次世代エネルギーの開発に期待が寄せられる一方, 私たちは節電だけではなく省資源・省エネルギーを意識した生活をする必要がある。私たちの生活とエネルギーについて考えてみると, 注目される現象として人口の増加がある。20世紀初め地球全体で16億人であった人口は, 20世紀の終わりには60億人になり, その1年間に1億人のペースで増加して, 現在70億人に達している。110年間で4.4倍となっている。日本の人口も同様に1900年から比較すると約3倍に増加している。人が生活するには, 衣・食・住が必要であり, そのために資源やエネルギーを消費しなければならない。人口の増加はそれに相当する資源・エネルギーを必要とし, その資源・エネルギーを確保するために科学技術が進歩し, その恩恵によって地球上で多くの人が生活することが可能となっている。エネルギー問題と同様に二酸化炭素による地球温暖化, オゾン層破壊, 環境ホルモン類似物質などの環境問題を考える中で, 地球は閉鎖系であり, 使用できる資源は限られたものであるという認識にたって, 「持続可能な社会」とするための問題解決に取り組むようになってきた。本稿では, こうした背景から2009年に登場した超濃縮洗剤を紹介する。}, pages = {75--78}, title = {超濃縮洗剤 : 節水、省資源の観点から}, volume = {55}, year = {2012} }